黒の組織との再びの邂逅とお宝探しの探偵団
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こんにちは！筆者の漫ケンです！
全巻レビューシリーズの第4回目。
突然ですがマンガで覚えた知識って、勉強した知識より頭に残りやすいと思いませんか？
コナンを読んでいると「死斑」とか「死後硬直」とか、普通に生きていると使わない知識を覚えてしまうんですよね。
しかも忘れない（笑）
未だに硬直の状態で、死後何時間経過しているかどうかって言えたりするので。そんなことよりもっと忘れないようにしないことなんていっぱいある。。。
さて、この4巻で取り上げるピックアップファイルは悩みました。「甲冑の騎士」、「黒の組織」、「お宝探し」が1つの巻に収録されていますからね。
「名探偵コナン」の4巻をレビュー！
収録事件簿
美術館オーナー殺人事件(FILE1 甲冑の騎士～ FILE3 書けないペン)
あらすじ
深夜に「甲冑の騎士」が動き回るという噂に乗せられ、米花美術館にやってきたコナンたち。しかし美術館は客入りが少なく、残り数日で閉鎖されてしまうという。-地獄の間-に飾られた「天罰」という絵を鑑賞中、蘭が振り向いた先の壁にはオーナーが惨殺された姿が。防犯カメラに収められた映像を確認すると、何と「甲冑の騎士」が勝手に動き出して…
特大インパクトがある事件。
「甲冑の騎士」が勝手に動き出し、オーナーを剣で切りつけ最後は首を突き殺すという凄惨な映像。
派手にグロいのでそういうのが苦手な人をオススメしないかも。。。
この事件で「ダイイングメッセージ」というワードを初めて知りましたねー。更にミスリードという巧妙なトリックも。
それよりも凄惨すぎる現場が印象に残ります。あと映像から目を逸らさないコナン君。
そんな感じだから疑われるのよ（笑）
新幹線大爆破事件 (FILE4 はちあわせた二人組 ~ FILE6 ラスト10秒の恐怖)
あらすじ
知人の結婚式に京都へ向かう小五郎と付いてきた蘭とコナン。しかし新幹線の車中で、黒ずくめの二人組と偶然鉢合わせてしまう。奴らから情報を盗み聞くため仕掛けた盗聴器で、新幹線の爆破計画を知ったコナン。爆発物を持った奴らの取引相手を見つけようとするが、何百人もいる乗客の中からどうやって見つければ。。。
初めて黒の組織のメンバーのコードネームが明かされる回です。
「ジン」、「ウォッカ」。
この先何度も登場する宿命の相手。
そしてこの時の邂逅はかなり接近しています。実際に互いに相手をその目で認識するところまで来ているのは、シリーズ全編(106巻時点)を通してここまでで1番の最接近。
ただ途中でジンとウォッカは話から離脱してしまうのでピックアップファイルからは外しました。
でも盗み聞きした会話の情報だけで取引相手を絞り込んでいく分析力と、蘭に正体を自ら明かそうとする場面など見どころとなる部分はたくさんある事件です。
大都会暗号マップ事件 (FILE7 暗号表入手！！ ~ FILE10 光る魚の正体)
あらすじ
東都タワーに仮面ヤイバーのイベントを見にやってきたコナンと蘭と少年探偵団たち。ひょんなことから荷物を取り違え、暗号表のようなメモを手に入れた探偵団は、お宝の場所を示していると意気込み子供達だけでお宝探しを開始するが…
この事件はピックアップファイルで
ピックアップファイル
| 登場主要キャラクター | 備考 |
|---|---|
| 江戸川コナン | ご存じ主人公。 少年探偵団に振り回されるのはこの頃から |
| 毛利蘭 | ご存じヒロイン。 面倒見のより引率者役はこの頃から |
| 毛利小五郎 | ご存じ眠りの小五郎。 ちょい役。 |
| 少年探偵団(歩美・光彦・元太) | ご存じ少年探偵団。 今度はお宝さがし。 |
| 登場ゲストキャラクター | 備考 |
|---|---|
| 怪しい3人組 | コナンたちを付ける3人組 見るからに怪しい |
| ディノ・カパネ | イタリアの強盗団のボス カポネのもじりでしょう。 |
探偵団らしい騒がしい回ということでピックアップ。
タイトル通り暗号表を元にお宝を探して探偵団があっちへこっちへ大捜索するらしい回です！
この事件からコナンが探偵団に振り回されながらも、いろんな事件に遭遇し解決していくというこれまたコナンのお決まりパターンが始まったと言えるでしょう。
探偵団から抜け駆けを咎められるようになるのもこの回から。騙されずについてくる探偵団は鋭い！
そして暗号系の事件が初登場。暗号と聞くと解いてやりたいという気持ちになるのは、みなさん共通なのでは？（笑）
暗号を解くキーワードとしては以下でしょうか。
- 暗号表にかかれた月のマーク
- 暗号表を作った人物はイタリア人
初見でこの暗号の月のマークが示すところの意味を読み解くのが難しい。。。
そして最後の歩美ちゃん。キュートで愛情表現を惜しまない女の子！
大人になった彼女は恐ろしい女性になるでしょうね（笑）
4巻について
バラエティに富んでいる4巻。
派手な殺人事件から始まり、重要なコードネームが初登場する黒の組織回、そして少年探偵団らしい騒がしい回。
コナンの幅広さを感じれる巻の内容になっていて、どれもテンポよく話が進んでいくのが魅力的。
興味を持っていただけたらコナンファンとして嬉しい限りです!
おわりっ！
書籍で全巻集めるなら、以下がオススメです。
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