【名探偵コナン 全巻レビュー】闇の男爵の8巻!思い出のレモンティー事件も

マンガ

不気味な仮面が印象的なナイトバロン!

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こんにちは!筆者の漫ケンです!

全巻レビューシリーズの第8回目。

この巻で再登場する怪人。仮面の表情とボブに切りそろえられた黒髪が特徴的ですが、かなり不気味なデザインなので、子供心に恐怖の対象になっていました。

こんなやつ出くわしたら一瞬でヤラれる、黒の組織よりやべーでしょって。

アメリカンコミックのヴィランズにいそうですよね(笑)バットマンの「ジョーカー」やスパイダーマンの「ヴェノム」と並んでいても違和感とかなさそう。

では「名探偵コナン」の8巻をレビュー!




収録事件簿

闇の男爵殺人事件(FILE2 闇の男爵~ FILE7 落下地点の秘密)

あらすじ

阿笠博士の代わりに「伊豆ミステリーツアー」に参加することになったコナン一行。ツアーに紛れている主催者を見つけだすと宿泊料がタダ、そしてコンピュータプログラムが貰えるという。その名もプログラム名「闇の男爵(ナイトバロン)」。伝説的なコンピュータウイルスを狙ってツアーが行われる中、ツアーの参加者の一人が、闇の男爵の格好をして転落死する…

この事件はピックアップファイル

6月の花嫁殺人事件 (FILE8 花嫁の悲劇 ~ FILE10 殺しの理由)

あらすじ

コナンと蘭は中学生時代の恩師・松本小百合の結婚式に参列する。控室で談笑し、部屋を離れると部屋の中から何かが倒れた音が。ドアを開けるとレモンティーを飲んだ先生が吐血して倒れていた…

思い出がキーとなる事件。

松本先生のことを必死に助けようとし、犯人対して静かに怒りを燃やすコナンが一つの見どころ。

こういう熱い部分が見れる事件というのはコナンの中でも多くないので見る価値があります。

ちなみに事件の最後には三年後が描かれています。作品の中で明確に未来を描いた部分ってここだけだと思うのですが、松本警視はご存命ということだけは確定みたい。

さて、三年後新一は元の姿に戻っているのかどうか?そういうところも気になる締め方だったり。

ピックアップファイル

登場主要キャラクター備考
江戸川コナンご存じ主人公。
突き落とされて久々に命の危機に
毛利蘭ご存じヒロイン。
今回は健気に頑張る姿が
毛利小五郎ご存じ眠りの小五郎。
美女にはめっぽう弱いスケベ探偵
阿笠博士ご存じ博士
今回はちょい役です。
横溝刑事静岡県警警部。
埼玉から異動してきました。
登場ゲストキャラクター備考
今野史郎銀行員
「里美に触るなぁ」は強烈なインパクト(笑)
江原時男プログラマー
スケベ親父。その印象しかない
金城玄一郎コンピュータ会社オーナー
癖のあるおじいさんかと思ったら(笑)
林静江金城の使用人
従順な怪しいタイプの使用人
上条秀子コンピュータソフト会社社長
藤原紀香さんのようなイメージ
前田聡空手の元全日本チャンプ
蘭が空手を始めた憧れの人
佐山明子聡の婚約者
かなり焼きもちをやくタイプのようで

闇の男爵(ナイトバロン)の不気味さが際立つ事件ということでピックアップ。

最初から蘭の水着のサービスシーンで眼福眼福!

事件はコナンが闇の男爵にプールに突き落とされるところから始まるという、異様な雰囲気。事件の掴みとしては完璧な導入だと思います。

そして死体が銅像に「ドウッ!」と刺さるシーン…かなりグロい死に方です。

コナンの死体の中でもかなりインパクトがある死に方です。

蘭がアリバイを証明するために、新一の言葉を思い出し行動するところは凄く健気です。高校生としては成熟した人間性を持ち合わせている彼女。小五郎がだらしないおかげなのかも(笑)

事件を解くキーワードとしては以下でしょうか。

  • コンピュータウイルス「闇の男爵」
  • 闇の男爵の衣装を盗んでまで現れた意味
  • ホテル上層階を吹き荒れる風

事件の動機は復讐。強がる犯人に対して最後に「待ってるからな…」と声をかけるシーンもいいシーンです。

8巻について

7巻はコナンの探偵としてターニングポイントとなる事件がありましたが、引き続き8巻も面白い事件が収録されていると思います。

コンピュータウイルス「闇の男爵」は黒の組織関連で登場しますが、コナンの最後の結末にも関わってくる重要なソフトなのかなと個人的には予想しています。

この時点ではフロッピーディスクやパソコン通信など時代を感じさせる用語が出てきます(笑)

今とのテクノロジーの差を感じれるのも面白いですね。

興味を持っていただけたらコナンファンとして嬉しい限りです!

おわりっ!

書籍で全巻集めるなら、以下がオススメです。




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